出展:佐藤史治+原口寛子、図師雅人、藤林悠
会場:あをば荘
〒131-0044 東京都墨田区文花1-12-12 あをば荘
京成電鉄・都営浅草線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン押上駅から徒歩14分
東武鉄道亀戸線小村井駅徒歩9分
http://awobasoh.com/access
会期:2019年7月19日(金)~7月28日(日)*金、土、日のみ開場
金曜=18:00-21:00|土曜・日曜=15:00-21:00
7/20(土)19時よりレセプショパーティーを予定
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2019年7月19日よりあをば荘にて、ある日その場に居合わせた者たちによるグループショウを行います。
参加する作家は、佐藤史治+原口寛子、図師雅人、藤林悠の3組です。
今回の展覧会に冠せられた”Communication/Cut-up/Atmosphere”ですが、それぞれのワードはそれぞれの作家に該当しています。
以下、語の意味と合わせて作家たちを紹介します。
Communication (意思疎通、伝達、伝染など)=佐藤史治+原口寛子
個々人の身体差や考え方の相違から生じる事柄について、「同じ空間にいる2人」という最小の構成単位をもとに映像メディアを用いて試行/思考している。
Cut-up(ダダを由来とする偶然性の文学技法、分割、悪ふざけなど)=図師雅人
言葉とものの関係性に関心を寄せ、目の前にあるものが様々な時や空間において開かれるような形や場のあり方を探るため、素材やヴァリエーションを限定しない制作を続けている。
Atmosphere(雰囲気、空気、環境など)=藤林悠
記憶の片隅にある、捉え残した景色や体験をモチーフに作品を制作。主に写真、映像、絵画等のメディアを使用。
実はそれぞれの単語は、それぞれの作家がお互いの印象について出し合った複数のワードから選び出されたものです。
しかし単語の選択は偶然でありながら、その連なりは今の社会と相対して考えたとき、どこか必然性を帯びているようにも感じられます。
テキストに満たない3つのワード、その糸を解きほぐして遠くへ伸ばすように考えることで何が見えてくるのでしょうか?
この居合わせることになった作家たち3組の個別の思想、当てはめられた単語の意味、その単語のイメージが現代においてどう捉えられるのか。それぞれの糸によって形成される空間をぜひご高覧ください。
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佐藤史治+原口寛子(さとうふみはる+はらぐちひろこ)
2011年に結成した2人組のアーティストユニット。
対話のはじまりである「2人」の間から生じる対立やその解消、協調に関心を持ち、作品制作を行う。場所に触発された遊びや、好奇心による行為の共同作業、すでにある撮影技法や編集方法のチープな転用や応用などをもとにした映像インスタレーション作品をおもに発表している。
近年の展覧会に、2018-9年「たそかれ」(水戸のキワマリ荘内 SpaceAFA)、2017年「いちはらアート×ミックス2017」(旧里見小学校)、「影⇆光」(川口市立アートギャラリー・アトリア)など。
http://satouharaguchi.tumblr.com
図師雅人(ずしまさひと)
宮崎県出身、東京都在住。2010年 筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻総合造形領域 修了
目の前にあるものが様々な時や空間において開かれるような形や場のあり方を探るため、素材やヴァリエーションを限定しない制作している。
主な展覧会に、2017年Enhancement(Space Wunderkammer)2015-16年いしをできるだけ遠くへうつす方法(1)-(4)(float)2013年ガラスのアトラス(あをば荘など墨田区4ヶ所同時開催)他、アーティストと協同して展覧会の企画なども行っている。
https://www.masahitozushi.com
藤林悠 (ふじばやしはるか)
秋田県秋田市出身。2008年 東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修士課程修了、2006年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。主に写真・映像表現を用いて制作を続けている。その主たる被写体は、日常生活における景色であり、自身の居る場所を観察し、記録し、日々の象徴として扱う。
近年の展覧会に、2018年PERSISTENCE(あをば荘、「SURVIBIA!!」展内、石川県金沢市・芸宿)2017年 Enhancement(Space Wunderkammer)2016年 正しい歪み方(Gallery COEXIST-TOKYO)世界コモノ派会議(Art Center Ongoing)uncertain_03(float)2015年
中之条ビエンナーレ(群馬県中之条町)2014年 ハクリビヨリ (長野県小諸市)など。
http://harukafujibayashi.work
Enhancement
(図師雅人・藤林悠による2人展)
会期
2017年3月24日(金)~4月9日(日)
※金曜夜間、土日のみ開場
open 金曜:19:00-22:00 土曜・日曜:13:00-19:00
入場無料
会場
Space Wunderkammer
〒176-0001 東京都練馬区練馬 4-25-17
最寄り駅からのアクセス:
都営大江戸線豊島園駅A2出口より徒歩1分
西武豊島線豊島園駅より徒歩2分
都営大江戸線・西武線練馬駅より徒歩10分
http://spacewunderkammer.com/
協力:Space Wunderkammer
展覧会概要
人類の発明史に目を向けてみるならば、そこには人々の意識の発火が時と大地をつなぎ、世界に変化をもたらしてきたことを知ります。 芸術表現における「メディウム」もまたひとつの発明でしょう。 作品を形成する絵具や粘土といった造形要素、また広く現代の状況を踏まえた上で様々な物や機器が「メディウム」と語られます。これらは作家が作品としての主体性を反映させるための媒体である、まずこう認識できるでしょう。そしてこの言葉は基本的かつ重要な意味を持ちながらも、時代の鏡として常に変化をカバーし続けます。
昨今、特に注目されているのは、近いヴィジョンとして見えつつあるサイバネティクスやAIといった先端科学技術です。
その中でも特に私たちが注視したいのは2000年前後から展開される議論 「enhancement(能力増強)」についてです。多様な意見を生むこの議論は、「メディウム」についても刺激的な示唆を与えてくれるように思います。 パワードスーツ、インプラントやサプリメント、そして遺伝子操作といった技術によって、 人間は生来備える能力を増強及び代補し、拡張される新しい知覚野を獲得します。それは新しい身体のあり方、新しい個人像、新しい共同体、新しい社会を生み出すことでしょう。
さて、ここで「メディウム」を能力増強の手段であると問うてみたいと思います。古典から現代に及ぶ多種多様なメディウムもまた、作者の「反映」の手段としてだけではなく、作者の身体性を「増強」するものであるとした場合、私たちが普段扱ってきた「メディウム」にどのような可能性を見出すことができるのでしょうか。そして、そこから芸術家が示すことのできる立ち位置をどう捉えていくべきなのでしょう? この考察は、芸術家の日常的な所作が、今後の社会を考える上で、科学技術的なアプローチとはまた異なるユニークな実例になり得る可能性があります。
今回、上記の背景から自分たちの身体が関わり合うもの、そして作り出すものはいったい「何が /を増強し、そこから何を表出しているのか?」という問いから展覧会を考察していきます。
この2人展はまず、当事者である図師と藤林のそれぞれのアプローチから行う、実験と考察を前提としたものです。また会期中はさまざまな作家をトークゲストとして呼び、本展のテーマについて 語り合いながら、多角的な考察を行います。
この手順を踏んだ後、本テーマにより具体的な視点を与えてくれる作家を数人選出し、更に考察を深める本展へと展開していきます。
企画者・展示者概要
図師雅人 Masahito ZUSHI
1985年 宮崎県生まれ。
2010年 筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻総合造形領域 修了
目の前にあるものが様々な時や空間において開かれるような形や場のあり方を探る制作を続けている。主な展覧会に、 2016-15年「いしをできるだけ遠くへうつす方法(1)~(4)」(float)、2013年「ガラスのアトラス」(墨田区4カ所同時開催|あをば 荘、こすみ図書、logique、ヨネザワエリカのオフィス)など。他、展覧会の企画なども行う。
https://www.masahitozushi.com/
藤林 悠 Haruka FUJIBAYASHI
秋田県秋田市出身。2008年 東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修士課程修了、2006年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。地域や日常、身体、自意識といったことをヒントに広義な意味での「場所」を探る。近年の展覧会に、2016年 正しい歪み方(Gallery COEXIST-TOKYO)世界コモノ派会議(Art Center Ongoing)uncertain_03(float)2015年 中之条ビエンナーレ(群馬県中之条町)2014年 ハクリビヨリ (長野県小諸市)2013年 拝借景/火の無い処に煙を立てる。(茨城県取手市)など。
http://www.h7.dion.ne.jp/~hrk.f/
オープニングパーティー 3月25日(土)17:00-
参加費:¥500(軽食・ドリンク付)
トークイベント
能力増強/技術/身体/メディウムについて、
今展のコンセプトを元に、企画・出展者のふたりと、ゲスト登壇者がトークディスカッションを行います。
3月26日(日)15:00-17:00 田中良佑 冨安由真
4月 1日(土)15:00-17:00 奥村直樹 菊地良太
4月 9日(日)15:00-17:00 佐藤史治+原口寛子
お問い合わせ
enhancement.exhibitors@gmail.com
TRANS ARTS TOKYO 2016 −五十一八クリエイティブ・プロジェクト【店舗展示】−に参加します。
会期:2016年10月15日(土)〜10月30日(日)
※時間は店舗により異なる(CAFE joji'sというバーで参加しています)
お問い合わせ:一般社団法人非営利芸術活動団体 コマンドN(事務局)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-1
TEL: 03-3518-9101
FAX: 03-3518-9102
info@kanda-tat.comhttp://www.kanda-tat.com
詳細はこちらからご確認をよろしくお願いいたします。
《この展示は終了しました》
この度floatにて、John Yellow個展「PERCENTAGE/PERSONIFICATION」を企画開催いたします。
皆様お誘い合わせの上ぜひご高覧下さい。
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John Yellow個展「PERCENTAGE/PERSONIFICATION」
会期
2016年8/1(月)-7(日)
13.14 20.21 27.28(土日)
13:00-19:00
(8/7以降は土日のみのオープンとなります。)
会場
float
〒131-0044 東京都墨田区文花2-6-3 1F
東武亀戸線 小村井駅より徒歩3分
とうきょうスカイツリーライン 押上駅より徒歩20分
お問い合わせ
staff@f-l-o-a-t.info
http://www.facebook.com/float.info
企画:図師雅人
JohnYellowの展示に寄せて
「得体の知れない(もの)を、どのように受け入れればいいのだろう」
得体の知れない物。得体の知れない者。
得体の知れない(もの)をどのように受け入れれば良いのだろう。
じっと注意深く、見定めるべきか。
距離を遠ざけたり、縮めたりして出方を伺うか。
語りかけるべきか。細部を可能なかぎり言葉にし、既存の(もの)との共通点を見出すべきか。
それとも打算などはかなぐり捨てて、まずは飛び込み、迫り来る状況に順応、もしくは打開を試みるべきか。
自分の思考が及ばないような(もの)や、自分の思考をすり抜けようとする(もの)を、迎い入れるために、尽くすべき手段は単純ではない。
まずはできるだけの想像を傾けるべきだが、手がかりが多いとも限らない。
だから困難が重くのしかかる。だから耐えきれなくなって、いつかそのうち妥協を求めるようになる。
楽観的な享受はそこで働く防衛本能でしかないし、適度な距離感を保つことでは得体の深度が進むことはない。
だからもう一度言う。
迎え入れるために、尽くすべき手段は単純ではない。
友好を結ぶためというのではなく、ただ共にあることを認めるようになるために。
尽くして語り、尽くして見る。
眩暈がする道のりだからといって、そこに希望がないわけではない。
図師雅人
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John Yellow
2016- painter
2016
2月 個展「STORM」/あをば荘
5月 3331ArtFair2016-various collectors prizes-/3331ArtsChiyoda
6月 トーキョーワンダーウォール2016入選作品展/トーキョーワンダーサイト渋谷
ki4four@gmail.com
09099058377
《この展示は終了しました》
「いしをできるだけ遠くへうつす方法」と題した自主企画展を行います。
全4回にわたり、作家の活動を原理的かつ実験的に捉えなおす試みとなります。
本展はその第4回目。最終回となります。
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「いしをできるだけ遠くへうつす方法(4)」
2016/5/14(土)- 5/29(日) 土日のみ
13:00-19:00
会場:float
入場無料
『トークイベント』
トークゲストをお招きして一年を通して続けてきた本企画を振り返ります。
2016/5/28(土) 19:00〜
会場:float
入場無料
ゲスト:川原卓也
2010年筑波大学人間総合科学研究科修了。
2012-13年 四谷アート・ステュディウム在籍、2014年- Post Studium会員。
写真、言語、身体などを用いて作品を制作。
佐藤史治
1989年奈良県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了後、都内の某文化施設に勤務。
個人としても作家活動を行なう一方で、佐藤史治+原口寛子としても精力的に制作・発表している。
2012年からオルタナティブスペース「あをば荘」を墨田区に設立し、住人として企画・運営に携わる。みずがめ座。
http://satouharaguchi.tumblr.com/
float
〒131-0044 東京都墨田区文花2-6-3 1F
お問い合わせ
masahitozushi@gmail.com
第1〜3回の作品は本サイト上ご覧いただけます。
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いよいよこれで最後の展示となります。
いつものようにメモから展示に関わりそうなものを選んで、展示に向けた言葉に変えられたらと思う。
今回は最後だから特別に2つ。断片的にでも道筋になれば、と。
1.
存在するものに与えられる時間。
例えば、引いた線の数だけ、時間の流れ方、形が存在するのだとしたら。
2.
何か(ふたつの事柄)が結ばれ合う。
それはゆるやかにうつくしい階調がある成り行きにみえる。
だが事の次第がスムーズであるようにみえても、
それはある一部分だけをみたならそう見えるだけで、
もっと、大きな、広い、高い、遠くからの視点に立てば、
どこかを境にズレが生じている地点を見つけ出すことができるかもしれない。
(その地点は明確な時もあるし、曖昧な時もあるだろう)
“変化”と呼ばれるものは、 “劇的”といわれるような、
瞬時に起きてそれを認識できるものもあると思うし、
始まりと終わりのどちらの端もみえないほどに、
そう、例えば自分自身が生まれるずっと前にはじまっていて、
今その”変化”の只中で、目的は一世紀とか、千年紀とか遥か先に設定されていて、
日々微妙に更新されているような状況の中では、
「ああ、これだ。」なんて思えっこない。
(制作メモより抜粋)
《この展示は終了しました》
3331 ART FAIR 2016 -VARIOUS COLLECTORS PRIZES-に、運営で関わっているfloatからの推薦アーティストとして参加します。
会期:2016 年5月11日(水)~5月15日(日)
開場時間:12:00-20:00(最終日のみ11:00-19:00まで) ※ 最終入場は閉場30分前
会期中無休
会場:アーツ千代田 3331 1階メインギャラリー
主催:アーツ千代田 3331
お問い合わせ:アーツ千代田 3331 3331 Art Fair 2016運営事務局
メール:af(at)3331.jp ※(at)を@に置き換えてください
詳細はこちらからご確認をよろしくお願いいたします。
>> http://artfair.3331.jp/2016/
《この展示は終了しました》
DESK/okumura「奥村直樹ノ友達展」に参加します
概要(DESK/okumuraウェブサイトより)
会期 2016年1月28日(木)~30日(土) 72時間
30日にイベント予定
場所 DESK/okumura(東京都中央区東日本橋3-1-8)
参加条件 友達 ※参加者は随時公開していきます
搬入 1月24日~30日 搬出 1月31日(厳守)
搬入搬出は郵送でも可 会期中1日だけ展示も可
禁止事項 火気 建物の外観を大きく壊す行為 警察沙汰 大きすぎる音(60デシベル以上) 友達らしからぬ態度
こんばんは。奥村直樹です。
この度DESK/okumuraで「奥村直樹ノ友達展(OKMR’s Friends)」を開催することになりました。
「友達展」ってだいたい内輪ノリでつまんなくて嫌いだけどDESK/okumuraやってたらかっこいい友達がいっぱいできちゃったから、満を持して「友達展」やります。
奥村直樹を友達だと思う人はみんな何かしらの好きな方法で展示に参加してもらいます。
作品、パフォーマンス、音楽、販売、料理、バー、トーク、イベント、なんでもいいよ。ただ居るだけでも。
これが終わったらDESK/okumuraはこの場所から離れます♡
2015年12月末 奥村直樹
http://ki4four.wix.com/deskokumura
《この展示は終了しました》
「いしをできるだけ遠くへうつす方法」と題した自主企画展を本年度3ヶ月に一度ぐらいのペースで行います。
全4回にわたり、作家の活動を原理的かつ実験的に捉えなおす試みとなります。本展はその第3回目となります。
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「いしをできるだけ遠くへうつす方法(3)」
2015/12/12(土)- 12/27(日) 土日祝のみ
13:00-19:00
会場:float
入場無料
float
〒131-0044 東京都墨田区文花2-6-3 1F
お問い合わせ
masahitozushi@gmail.com
※第1,2回目の作品は本サイト上でご覧いただけます。
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メモを記す。本のページに折り目をつける。携帯でスナップショットを撮る。
気に入ったネットのページや画像をファイル保存する。
意識の徴をつけられたものは、そのような行為の形であらわれ、私の手元に残されていく。
または外部との関係として保持される。
その中から例えばこの二つを並べてみる。
いつものお弁当を買いに行く通り道、みつけた鮮やかな赤色をつけて咲く花。
(携帯の写真におさめた。花の名は知らない。)
イスラエルの夕暮れのゴミ処理場で飛び舞うムクドリの群れは、うつくしく有機形態を象る。
(AFP ネットニュースの記事でみつけた画像。)
収集の痕跡は多く、いくつでも選択肢はある中で、この二つを並べてみようと思う。
一見、関係を見出しにくいこの2つの風景を、結びつけようと思う。この衝動を。
時間、地理、歴史、物語、隠喩など、 どれをおいても判断を下しがたい、困難さをおして出会いを与えようとする衝動を。
根拠は切り詰めて自身の感性のみによる。
帰納法としての、この感性と美学の立証。
この出会いは無数の選択肢から導き出される可能性。
それは世界の一致。
それは一部だが、こちらに覗かせる世界の顔、そのもの。
発生場こそは、収集する主体であり、 主観の賛美などではなく、一媒介としての可能性として見るべきもの。
これは美しい出会いだ。
(制作メモより抜粋)
《この展示は終了しました》
「いしをできるだけ遠くへうつす方法」と題した自主企画展を本年度三ヶ月に一度ぐらいのペースで行います。
全四回にわたり、作家の活動を原理的かつ実験的に捉えなおす試みとなります。本展はその二回目となります。
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「いしをできるだけ遠くへうつす方法(2)」
2015/8/29(土)- 9/13(日) 土日のみ
13:00-19:00
会場:float
入場無料
float
〒131-0044 東京都墨田区文花2-6-3 1F
お問い合わせ
masahitozushi@gmail.com
※第1回目の作品は本サイト上でご覧いただけます。
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ひとつの主題として設定されるもの。
作る者の観念、それが形を与えられる時、
含まれるべき情報の選択とはどのような定義の下に行われるべきなのだろうか。
世界の条件と個人の観念、この両者における衝突と折衷によって、
つくることは行われるといってもいい。
つくることにおいて、素材や技法の選択は重要なことに変わりないが、
しかしそこには「これでしかない」というようなものははたして本当にあるのか。
仮に、ある主題に基づきつくる際に絵画という手段をとることが
「最良」の効果が見込めるのだとしても、
それが「絶対」の選択であると断言することは極論不可能だ。
観念によって編み出される主題は、ひとつの形象とその選択を許しながらも、
また同時に別のあり方も許されるだろう。
個人の観念は、観念その時点ではまだ制約不可能であると捉えられるのであるならば、
与えられる形は選択の数だけあっても良いと、こうも言えるだろう。
素材や技法の選択を限定するということは、ある種、盲目だ。
(制作メモより抜粋)
《この展示は終了しました》
概要(あをば荘ウェブサイトより)
あをば荘の2階にある元押し入れスペースで、リレー形式の個展を開催いたします。
展示/収蔵/収納の狭間で、墨田区文花に拠点をおくアーティストを中心にご紹介します。
あをば荘で企画があるとき、または作家かあをば荘にご連絡いただければ、クローゼットを開放いたします。
どうぞこの機会に、上質な収納品をご覧ください。
=====
常設収納品展|ワンダークローゼット2015
会期:2015年4月24日(金)〜2016年3月27日(日) *不定期開催
場所:あをば荘2F
開場日:
・下記会期中で、あをば荘が企画などでオープンしている時間
・作家かあをば荘へ直接連絡し、ご都合がよい時
1)鳴海テヨナ
4/24(金)〜6/21(日)
2)原口寛子
6/27(土)〜8/16(日)
3)図師雅人
8/22(土)〜10/18(日)
4)安藤達朗
10/24(土)〜12/13(日)
5)三原回
12/19(土)〜2016/2/14(日)
6)佐藤史治
2/20(土)〜3/27(日)
また、会期中は「へびのあし」企画として突発的なイベントも開催予定です。
詳細はあをば荘HP、ツイッターなどをご確認ください。
あをば荘>>http://awobasoh.com/?p=884
《この展示は終了しました》
いしを できるだけ 遠くへ うつす 方法(1)
「いしをできるだけ遠くへうつす方法」と題した自主企画展を本年度三ヶ月に一度ぐらいのペースで、自身が使用するアトリエfloatにて行います。全四回にわたり、自らの活動を原理的かつ実験的に捉えなおす試みです。
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[概要]
2015/5/23Sat.-6/7Sun. 土日のみ
13:00-19:00
会場:float
入場無料
※会期中一部展示替えあり
float
〒131-0044 東京都墨田区分化2-6-3 1F
お問い合わせ
masahitozushi@gmail.com
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〜企画によせて〜
何かを作り出すということは、記号を産み落とし世界に向けて送りだすということだ。
他者と、時間の推移の関係によって変動する解釈とその流通の世界へと。
その前提としてあるのは、ある種ドメスティックな関係性。
作品と、それを作り出す者との親密かつ閉塞的な関係性がその最小単位となる。
しかし、「無からは何も生じない」
この格言が示す通り、
何かを作るためにはそれに先行する思想、視覚情報、知識、環境といった
複合的な土壌がその者に備わることが必要となる。
この土壌を形成する要素は、だがまた記号だ。
幾つもの性質をもち、社会性と歴史を獲得した記号の大群。
それを自らの思考と身体、物理的かつ生理的、
また精神性を連合させる人体という複雑なメディウムに介在させることで、
抽出あるいは昇華、濾過、圧縮…、
いずれにせよ何らかの手段によって為された、
作品という名の新たな記号が生まれる。
変遷を辿ることを運命付けられて。
このひとつの記号は、あるひとつの時点と断面だ。
それはチャールズ&レイ・イームズの「Powers of Ten」が掲示した世界の視点のごとく、
巨視と微視からなるこの双方向に向けられた連綿たる運動に組み込まれて在るだろう。
幾つもの先行条件に身を晒しつつ、
記号を産出する者として自覚を持ち、ある時点と断面の属性を設定すること。
この行為に宿る主体性とは何だろう?
作品という「ここ」に「宿す」という行為において、脈々たる記号の堆積を負いつつも、
なおそこで選び抜かれる手段のその選択と決定とは何だろう?
そこでは作者のアウラの存在を問われているのではない。
記号が晒されるその膨大な解釈とそれに応じた流通に対する賭け金としての、
多重に移ろう主体性をこそ問われる。
つまりこの主体は記号が辿る運動の中で分化を余儀なくされ、
だがまたそれを糧とし信託される主体は、その先に待ち受ける未来を得ることが叶う。
自らが作り出すモノが、既定されること(過去)を前提とし、
改編されること(未来)をまた前提とする。
質量を十分にもつ、いしをできるだけ遠くへうつす方法。
今にあって私は、これを試みなければならない。
(制作メモより抜粋)
《この展示は終了しました》
ガラスのアトラス
美術家図師雅人による墨田区4カ所を拠点とした同時多発個展「ガラスのアトラス」を、
美術家佐藤史治が手がける蛇足企画制作プロジェクト「へびのあし」の第一弾として企画・開催いたします。
図師 雅人展 "SYNTAX"
2012年7月16日(月)〜21日(土)
11:30〜19:00 (最終日〜17:00まで)
Gallery K
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
tel/fax. 03-3563-4578
E-mail. galleryk@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/galleryk
《この展示は終了しました》
新宿眼科画廊公募グループ展「Unknown possibility 11」
新宿眼科画廊が主催するジャンル不問の公募によるグループ展です。
様々なジャンルの作家が一同に会する事で、新しい交流の場になる事を期待しています。
会期中、展示にご参加頂くアーティスト(希望者)にアーティストトークを行って頂きます。
自身の作品のプレゼンテーションについて、また、他のアーティストの方が何を考え制作しているか、など出会いや刺激が生まれる事を目的とし、開催致します。
2012年06月08日(金)~20日(水) 12:00~20:00(最終日~17:00)
アーティストトーク:06月09日(土)18:00~
新宿眼科画廊スペースO
展示出展者氏名
YABESOY / 内田百合香 / 浦元広美 / 斧原由季 / 菊地貴広 / 小池正典 /
図師雅人 / 野呂田晋 / 原口寛子 / 福本綾 / 谷藤遥 / よこうちなおみ
展覧会WEB
http://www.gankagarou.com/sche/201206unknownpossibility11.html
新宿眼科画廊
〒160-0022東京都新宿区新宿5-18-11
03-5285-8822
《この展示は終了しました》
玉川大学KAITEN企画展
『図師雅人展《SYMBOLS/rules》』
2012年4月2日(月) - 14日(土) [8日(日)休廊]
10:00 - 19:00
入場無料
玉川大学芸術学部3号館校舎1F102(東京都町田市玉川学園6-1-1)
小田急 玉川学園前駅より徒歩5分
[お問い合わせ]
090-6872-2288
HigashikataYuhei@gmail.com
http://kaiten-info.blogspot.com
《この展示は終了しました》
日本コラージュ・2012
2012年1月9日(月)〜28日(土)
11:30 ~ 19:00 土曜~ 17:00まで 日曜休廊
【part 1】 1月9日(月)〜 14日(土)
打墓丸 わだみほし 安茂 安ちか子 武田歩 和野哲也
【part 2】 16日(月)〜 21日(土)※この期間に参加します。
相原慶樹 図師雅人 高島空太 三五茜 丸野由希子 古山菜摘
【part 3】 23日(月)〜 28日(土)
高橋聖大 乾久子 矢嶋渉 田口麻奈 及川涼子 U
Gallery K
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
tel/fax. 03-3563-4578
E-mail. galleryk@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/galleryk
《この展示は終了しました》
2011.9.3 sat-9.17 sat 11:00-19:00
Opening Reception 9.3 sat 18:00-20:00
飯塚貴士Takashi Iitsuka 川原卓也Takuya Kawahara 三五茜Akane Sango
図師雅人Masahito Zushi 牧田愛Ai Makita スタジオまめちょうだいmamechoudai
float 【浮く、浮かぶ、浮遊するもの】
浮遊するように漂う色々な人、モノ、出来事が出会い、集まり、
くっついていく、浮き島のような空間
float は、元々プレス工場だった空間を改修したオルタナティブスペースです。
アトリエ/ ギャラリーとして使用するほか、様々なワークショップやライブ、
パフォーマンスイベントなどを企画し、クリエイティブな交流の場となる事を目指します。
float の最初のイベントとなる今回は、設立メンバーによる展覧会「float : EXHIBITION 00」を行います。
float
〒131-0044 墨田区文花2-6-3 1F
《この展示は終了しました》