第1期の展示開始は2015年5月末。原理的な単位かつ原始的な記号のひとつである「線」、そしてそこが生まれる平面を出発点として本企画は初めて描く「絵画」から始まる。引かれる線、もしくはそこから生み出される抽象形態はすべてタイトルを冠する“いし”の線形態を再構築していく過程で生まれたもの。それを「線的なもの」と「面的なもの」の2つのアプローチから絵画制作を試み、入れ替えが可能なレリーフ状作品の一部として組み込んでいく。
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