SYMBOLS/rules
芸術家の行為が、恣意的な営みならばそれを世界の中に共有・整合させる行為にはどのようなあり方があるのだろう。身近にあふれる様々な素材の中から、自分の営みに適する素材を見つけ出し、選択し、時には一部手を加える。この一連の流れにみてとれるのは、私の前に在るという意味においてそれは表象として開かれていて、また同時に自身の恣意的な行為を世界に結びつけるためのある種、法則だともいえる。